毎日が地獄・・・あなたは今、こんな状況じゃありませんか?

– 月曜の朝、目覚まし時計が鳴った瞬間、胃が重くなる。

– 「また、あの上司の顔を見るのか…」と憂鬱な気持ちになる。

– 通勤電車ではスマホを握りしめながら、「上司 合わない」「パワハラ」など検索してしまう。

– でも、転職の勇気もなく、家族や住宅ローンのことを気にしてしまい、日々をやり過ごしている。

その気持ち、とてもよくわかります。実は、あなたが今経験している「苦しさ」は、多くの人が一時的に感じること。だからこそ、この文章を読むことで、少しだけ心が軽くなり、未来に向かう勇気が湧いてきます。

なぜなら、この苦しみから抜け出す方法は、「上司を変えること」ではなく、「自分の心の在り方」を変えることにあるからです。

「上司ガチャ」の罠に騙されない

最近よく耳にする「上司ガチャ」という言葉。確かに、配属された瞬間に決まる上司の性格や態度に、どうしようもなく振り回されてしまうのが現実です。

でも、ここには心理学的な落とし穴があります。

それは、「外的統制」という考え方です。要するに、「自分の幸せや心の平穏は、外側の状況や他人次第だ」と思い込むことです。

いつまでも被害者のままです。でも、本当に心を守るためには、「内的統制」を持つことが必要です。

自分の反応を選ぶ力を取り戻し、コントロールできるのは何か?それは、「自分の心のあり方」「自分の取る行動」なのです。

あなたを苦しめる「ドラマ三角形」

交流分析には、「ドラマ三角形」と呼ばれるとてもわかりやすい枠組みがあります。

これは、人間関係の中で、自分や相手が次第に役割を演じてしまい、問題から抜け出せなくなる心理状態を説明しています。

– 迫害者(Persecutor):他人を責める役割

– 犠牲者(Victim) :無力さにとらわれ、被害者のふりをする役割

– 救助者(Rescuer) :助けようとするが、相手に依存を生む役割

今、あなたは「犠牲者」の立場にいるかもしれません。

上司は「迫害者」かもしれませんし、あなたや周囲はそれを助長してしまうことも。

実は、この三角形の中にいる限り、あなたも被害者であり続けるのです。

このパターンは、無意識に繰り返されるため、たとえ職場や上司が変わっても、「同じ問題」が再び起きてしまうのです。

【実践ワーク①】あなたは何を期待していたか?

少し立ち止まって、自分に問いかけてみましょう。

1.あなたは、上司に対してどんな理想的な対応を望んでいますか?

例:部下の話をきちんと聞いてほしい、公平に評価してほしい、理不尽なことを言わないでほしい。

2.その期待は、誰が決めたものですか?

例:自分で決めた、社会の常識、親や誰かから教えられた価値観。

3.もし、その期待が裏切られたら、どんな気持ちになりますか?

例:怒り、悲しみ、無力感、諦め。

4.その気持ちを感じたとき、あなたはどんな行動をとりますか?

例:我慢、陰口、過剰な確認、体調不良。

このワークは、「期待と現実のギャップ」に気づき、自分の感情と向き合う第一歩です。あなたにとって大切なのは、「自分の気持ちを知り、尊重すること」。その先に、心の平穏と、より良い人間関係への道が見えてきます。

【大人の視点を持つために】

交流分析の「3つの自我状態」を知っていますか?

– 親の自我(P): 批判的または養育的な態度

– 大人の自我(A): 冷静、客観的、事実に基づく対応

– 子どもの自我(C): 感情的、自由、または従順な反応

苦しいときは、多くの場合「子どもの自我」に引きずられやすいのです。たとえば:

– 上司の顔色を伺う(順応した子ども)

– 理不尽なことに腹を立てる(自由な子ども)

– 「どうせ私なんて…」と落ち込む(従順な子ども)

これらは感情の反応ですが、「大人の自我」で立ち返る努力も必要です。

具体的には、事実だけを冷静に観察し、「今、何が起こっているのか」を見極めることです。

【実践ワーク②】行動と感情を分離する記録法

一週間、ご自身のやり取りについて、次のフォーマットで記録してみてください。

日付:○月○日

場面:例:朝礼で上司が私の企画書を否定した

上司の行動(事実のみ):例:「この企画は甘い」と言った

私の解釈:例:「私は能力がないと思われている」

私の感情:例:悲しさ、腹立たしさ

身体の反応:例:胸が苦しい、手が震える

大人の視点での観察:例:上司は企画内容を指摘しただけで、私の能力全体を否定したわけではない。

ポイントは、相手の行動(事実)と、自分の解釈や感情を切り離して見つめること。こうすることで、「いま私が何を感じているのか」「何が本当の問題なのか」が見えてきます。

【最後に】

あなたの心は、あなたのコントロール下にあります。

「許す」「我慢する」必要はありません。ただ、「自分の感情を理解し、コントロールできる力を養う」ことが大切です。

これから毎週、少しずつ「自分軸」を整える学びを深めていきましょう。

あなたは、必ず変わることができます。そして、変わった先には、「本当の自由と幸せ」が待っています。

あなたの歩みを、心から応援しています。