こんにちは。

熊本の心理カウンセラー、池永博志です。

さて、「愛と好き嫌い」について少し書いてみよう思います。

皆さんは「愛」と聞いて、どんな印象をお持ちですか?

私にとって「愛」とは、「崇高で、わかりづらいもの」でした。だから、人々が発する「愛してる」という言葉がよく理解できず生きてきました。

この世は愛だ。とか、愛に溢れているなどと聞いても、ふーん。あなたはそう思うんだねー。とどこか他人事のように聞いていました。

 

先日、相良観音にお参りに行きました。子を授かりたいと願う多くの人が参拝されていましたが、寺の一角に水子供養の場所があり、様々な理由でこの世に生を持てなかった人たちにも手を合わせ、周りを少し眺めているとご先祖様たちの存在、自らがその家系の何代めなのかによりどれだけ多くの人との繋がりがあるのか、ご先祖様たちの存在があるから今の自分がある。そんなことが書いてあったと思います。(詳しくは覚えていないのですが)

この文章を読んだ後に、なるほど。そうなのか。と。

多くの人は愛情の中に生を受ける。

もしかしたらそうではないと怒り、嘆く人もいるだろう。

それでもその上の代、その上の上の代には間違いなく「愛」は存在しただろうし、そうやって命は紡がれている。

「愛とは崇高で、わかりづらいもの」ではなく、

「愛」はこの世に生を受けた瞬間から在るのだと。

この世は愛でできている。という言葉も確かにその通りだなぁ。

「愛」は、好きとか大好きとかの上にあるものだと勘違いして成長した私にとって、これは素晴らしい気付きでした。

読んでいて、「?」「え?」「何言ってんの?」「そんなことあるわけない!」などと思われるのもご自由です。

その感覚や考えは、あなたがあなたを守るために今までとても必要なものだったと思うので。

ただ、この世は愛でできている、愛が溢れている。と思えるようになってから、自分自身が少し軽やかで、風景や自然が少しだけ明るく見えます。

この気付きに辿り着くまで、自分自身の問題と向き合ったり、心のことを学んだり、いくつかの大切な出会いがあったり、誰かの言葉に揺さぶられたり、その言葉がとても心に沁みたりとか。

色んなことがありました。

皆さんは、「愛」についてどのようにお考えですか?

次回は、好き嫌いについて書いていこうと思います。

 

本日も、最後まで読んで頂きありがとうございました。

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