「また上司の顔を見るだけでイライラする…このままじゃ爆発しそう」夜、眠る前にそんな重い気持ちで布団に入っていませんか?
少しずつ「自分軸」を育て「本当の自由と幸せ」の獲得を目標にした24週企画、今回が7回目ですね。こんにちは。熊本市東区を拠点に熊本県を始め九州圏内で心理支援を行うメンタルサポートKの池永です。今回は、上司へのイライラが限界のあなたに読んでほしいブログになっています。今回も実践ワークをつけているので、あてはまる方はやってみてください。
28歳の営業職・Aさんは、毎晩スマホを握りしめ、「上司 ムカつく」「職場 イライラ 限界」と検索していました。朝、目覚めた瞬間から胃が重く、満員電車で上司の顔が浮かんで心拍が上がる。会議中、何気ない一言に怒りが込み上げ、笑顔を作りながらも机の下で拳を握りしめていることも。
「私、おかしくなってるのかな……」と自分を責めそうになることもあります。

そんなあなたへ。あなたは決しておかしくありません。あなたに足りないのは、感情を無理に抑えることでも爆発させることでもなく、感情を適切に流す方法です。今日は、無意識のパターンを解き明かし、心を少し軽くする実践的なワークをお伝えします。
なぜ「イライラ」は止まらないのか?感情のメカニズム
多くの人は、感情への対処として「抑える」か「爆発させる」かの二択しか知らないものです。しかし、心には蓄積された感情があり、それを流さないと次第に重くなっていきます。押し殺すと頭痛や眠りの妨げ、または喜びを感じにくくなるなど、体と心にコストがかかります。
ここで覚えておきたいのは、感情は自分にとっての「情報」であるということ。怒りは「自分の境界線が侵された」というサイン。イライラは「何かが満たされていない」という体からのメッセージなのです。
感情の整理に役立つ考え方
– 未解決の感情を抱えたまま放っておくと、慢性的な疲れや不調につながることがあります。
– 感情を流すことは、感情を「消そうとする」のではなく、波のように受け入れて流していく・流れを作ることです。
– 感情は自分の体と呼吸と結びついて動くものなので、まずは身体感覚に気づくことから始めましょう。
感情流しワークとは?「流す」という第三の選択肢
感情流しワークは、感情を抑え込んだり爆発させたりせず、自然に流すことを目指します。感情は波のように訪れて去っていく性質があり、抵抗しなければ自然と落ち着いてきます。特別な道具も長時間の準備も不要。たった5分、自分の内側に意識を向けるだけです。
【実践ワーク】5分間感情流しワーク(今夜から始める3ステップ)
ステップ1:感じる(2分)
– 座って目を閉じ、今体のどこに違和感・重さ・熱さを感じるかを自分に問いかけます。
– 体の感覚に名前をつけず、痛い、重い、走るなど“体の感じ”だけを観察します。
– 例:胸が締め付けられる、喉が詰まる、胃が痛い、肩がこる など。
ステップ2:名前をつける(1分)
– その感覚に、感情の名前をシンプルにつけて自分に呼びかけます。
– 例:「これは怒りだ」「これは不安だ」「これは悲しみだ」
– 感情の名前をつけると、体の感覚と自分の感じ方を別々に観察できるようになり、感情が飲み込まれにくくなります。
ステップ3:流す(2分)
– 深呼吸をしながら、心の中でこうつぶやきます。「この感情を、そのまま感じていい。流していい。」
– 怒りや悲しみが波のように流れていくイメージ、あるいは心の海に感情の波が浮かんで遠ざかっていくイメージを持ち、呼吸に合わせて優しく手放します。

なぜこのワークは効くのか?
– 感情を観察することで、感情の暴走を抑え、落ち着きを取り戻す手助けになります。
– 呼吸を整え、体の緊張をほぐすと、副交感神経が働きやすくなり、心と体がリラックスします。5分でもかなりの効果を感じやすいのはこのためです。

応用編)職場でこっそりできる「30秒リセット法」
– 深呼吸を1回(5秒吸って5秒吐く)
– 体の緊張をチェック(肩は上がっていないか、拳は握っていないか)
– 心の中で認める:「今、怒っている自分でいい」「この反応は自然だ」
– もう一度深呼吸して、落ち着きを取り戻す
1週間チャレンジ:寝る前の習慣に
このワークをしっかり身につけるには、習慣化が鍵です。日々の記録を通じて、自分の感情の変化に気づく力を養います。
– 毎晩、ノートに「今日感じた感情」「体の場所」「ワーク前後の気持ちの強さ」を記録する
– 1週間続けることで、感情の波に振り回されにくくなり、自己への優しさが育まれます
最後に
あなたは一人で抱え込み、苦しみ続ける必要はありません。感情は波のようなもの。波を無理に押さえつけず、受け流すと自然と落ち着いていきます。毎晩5分、自分と向き合う時間を作るだけで、心の安定を取り戻す一歩になります。今夜、無理のない範囲で始めてみてくださいね。少しずつ、心が楽になる実感を感じられるはずです。







