こんにちは。
熊本の心理カウンセラー、池永博志です。
今日のタイトルは「木を見て森を見ずな人」森を見るのが得意だという方も、タイトルの通り木ばかりに目がいくという方も、もちろんどちらも見れているという聡明な方もいらっしゃいますよね。
「木を見て森を見ず」な人は、例えば人の細やかな変化に気づいたりする素晴らしい所をお持ちだったりします。
ただ木の変化ばかりを見てしまう人は好まない状態や不都合な状況の時、物事を俯瞰したり、客観的に見たりすることは苦手だったりします。
それはそうですよね。見えている木の変化が大きすぎてそのことに対処することでいっぱいいっぱいになってしまうから。大きく見てすぎているから、それこそが事実であり俯瞰も何もないという感じでしょうか。
あなたが「木を見て森を見ず」な人だと自覚があれば、もう少し客観的にその状況を見ることをお勧めします。木の変化に気づいたら、森はどうなっているのか。とどちらにも意識が向くようになると、今感じているどうしようもないストレスや憤りから抜け出しやすくなりますよ。
そんな簡単じゃないよ!との声が聞こえてきそうですが、もちろん簡単ではないと思います。木の変化に気づくことを日常として成長してきたのです。突然森を見ろと言われて実行できる人は多くないでしょう。
「木を見て森を見ず」な状況にいる事に気付いてなければ気づく事が必要ですし、気づいているならもう少し幅広く全体を眺めてみる事が大切です。
全体を見たくない事だってあるでしょう。見たくなければ見ないという選択肢を選んでもダメではありません。ダメではありませんがツラい状態が長引いたり、頑なになってしまいがちだったり、わかってもらえなかったりするかもしれません。
色々な状況で、あなたがどこに注視し何を大切にしているのか。どうしていきたいのか。あなた自身がどうなったら今の憤りから抜け出るのか。
あなたが感じている憤りや悔しさ。腑に落ちない感覚、思っている事、あなたの中の正しさ、そんなことをつらつらとお話しに来られませんか。
たくさんの思いを話し、そこにある気持ちを吐き出していくことで森が見れるようになると思います。
「木を見て森を見ず」ではなく、「森に意識が行き、木を見ない」でもなく、「木の変化に気づいたら、森も眺めてみる」ことができたら、今より幅や深みが増していくのではないかと思います。
それがあなたの魅力を上げていくことにつながるにではないでしょうか。
もちろん、一気にポン!とは変わらないでしょう。それでも自分に気づくこと。行動を変えてみること。行動を変えるために学ぶことなどから、ちょっとずつ変化していくだろうと思います。
その変化があなたの元にも訪れますように。
本日も、最後まで読んで頂きありがとうございました。
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