「自分軸」を整え、「本当の自由と幸せ」を獲得を目指すブログ、今回は第6週ですね。こんにちは。熊本市東区を拠点に心理支援をしていますメンタルサポートKの池永です。今回は「すみません」が口癖になっている労働者の皆さんに向けて交流分析の視点からブログを書いてみました。下の方に実践ワークもつけているので良ければ活用してみてください。

あなたは今日、何回「すみません」と言いましたか?

朝のエレベーターでのすれ違い、会議で意見を述べる直前、上司へ質問する場面や同僚へ少しお願いをする場面…。もし自分が無意識に「すみません」と繰り返していることに気づいたら、まずは一呼吸置いてみましょう。その言葉の奥には、あなたの自己肯定感を静かに削り続けてしまう心のクセが隠れているかもしれません。今日は、その無意識のパターンを解き明かし、心を少し軽くする具体的な方法をお伝えします。

どうして「すみません」を連発してしまうのか?

無意識の自動思考という呪文

私たちの心には、状況に応じて自動的に浮かぶ考えがあります。これを「自動思考」と呼びます。たとえば心の中でこんな声が響くことはありませんか?

– 「私が悪い」

– 「迷惑をかけてはいけない」

– 「存在しているだけで申し訳ない」

こうした思いは、育ってきた環境や経験に根づいた癖で、反射的に「すみません」という言葉へとつながっていきます。

すぐれた人を傷つけるわけではないけれど、この裏にある思い込みが自己肯定感を少しずつ下げていくのです。

自分をディスカウントしていませんか?

交流分析の観点では、過度の謝罪は自分の価値を低く見積もる行動と捉えられます。ディスカウントには段階があり、相手に対して「これくらいのこと」と軽く見積もるレベル1、努力しても変わらないと諦めるレベル2、そして最も強く自分の価値を下げてしまうレベル3があると説明されます。

もしあなたが「すみません」を頻繁に口にしているなら、知らず知らずのうちにレベル3に入り込み、自己否定へと引っ張られている可能性が高いのです。

今日からできる!「すみません」→「ありがとうございます」変換チャレンジ

言葉を変えるだけで、心の感じ方は変わってきます。

場面ごとの置き換え例

– 道を譲ってもらったとき

– × すみません → ○ ありがとうございます

– 質問するとき

– × すみません、お聞きしたいのですが → ○ お時間をいただけますか?助かります

– 資料を受け取るとき

– × すみません → ○ ありがとうございます

– 自分の意見を伝えるとき

– × すみません、私なんかが… → ○ 私の考えはこうです

「ありがとう」が魔法の言葉になる理由

「すみません」は自分を低く見せる言葉ですが、「ありがとうございます」は相手を認め、感謝を伝える温かな言葉です。この一言を増やすだけで、自己肯定感を傷つけずに、相手にも心地よさを伝えられるようになります。

自分を認める自己肯定ストロークを育てよう

「あなたがここにいること自体が価値」です。外部の評価を待つ前に、自分で自分を認める習慣をつくりましょう。

– 寝る前5分の自己承認タイム

– 今日もよくやったね

– 今日は完璧じゃなくても、頑張っている自分をほめよう

最初は照れや恥ずかしさがあるかもしれませんが、これを続けると心の土壌が豊かになります。

実践ワーク:今週のアクションステップ

– すみませんカウンター

– 1週間、自分が何回使ったか数えるだけでOK。気づいただけで十分変化が始まります。

– 変換練習

– 1日3回だけでも、「ありがとう」に置き換える練習をする

– 自分への言葉がけ

– 寝る前に自分を褒めてあげる時間を作る

最後に:謝る必要なんてありません

この文章を読んでくれているあなたは、誠実で、周りを大切にする優しさを持つ人だと思います。その優しさを、まずは自分に向けることから始めてください。あなたには価値があり、意見を持つ権利も、他者の時間をもらう権利も当然です。すみませんを減らすことは、わがままになることではなく、自分を大切にする第一歩です。

今日から、少しずつ自分を解き放っていきましょう。

今回の内容はいかがでしたか。すみませんを「ありがとう」に変えたときの相手の表情の変化も、ぜひ観察してみてくださいね。